前回ご紹介したマミタス氏のオフショットの続きです。
使用している機材はカメラがNikonD800。
レンズはNIKKOR58mm1.4。
D800系のカメラは抜群の解像度で現在はD850が主力カメラとしてプロカメラマンに人気です。
NIKKOR58mm1.4もキングオブレンズ。ポートレート撮影に一番良いレンズだと思います。
モデルのマミタス氏もプロですから、シャッターの音に合わせてポージングを変えてくれますよ。
テンポよく撮っていく事で違う仕草や表情を撮る事ができるというわけです。
ポートレート写真というと「女の子をかわいく撮りたい」とまず思うかもしれませんが、
それだけだと他のカメラマンと同じような写真を撮る事になり、
「作品を撮る」というところまで行きません。
モデルさんに沢山話しかけて、「モデルさんと自分の過ごした時間」を撮れるようになると
作品として成立してきます。
アイドルの写真集などはカメラマンの作品では無いので、とにかく可愛く撮る方法がとられています。
ポートレートは比較的被写界深度を浅くして撮る事が多いと思います。
NIKKOR58mm1.4は開放でF1.4。
被写界深度はものすごく狭くなります。
私はF値を2.2くらいまで少し絞って撮っています。
背景が少し残るようにして、どんなところで被写体の子と過ごしたのかがわかるようにするのも
テクニックの一つです。
フォーカスをどこに合わせるか?と言われると皆さん「目」でしょ!
と言われると思います。
目は目でもまつ毛にフォーカスを合わせる事で、白目の血管が消えて良いと思います。
実際プロのカメラマンの多くはまつ毛にフォーカスをあてています。
撮影モードは可能ならRAWモードで撮影して、PhotoshopやLightroomなどで現像してやります。
自分で現像する事で、こういったモノトーンの写真にも劣化せずに処理する事ができます。
カメラはカメラ自体が画像を現像処理する事ができます。
カメラが自動で現像したデータがjpegデータなのですが、なかなか思った色合いにならなかったり
出したい色が出なかったりしますよね?
ですので可能な限りRAWモードで撮影するというわけなんです。
現像にAdobeのPhotoshopかLightroomが良いのですが、
AdobeCCを契約するなら断然Photoshopが良いです。Lightroomも悪くないですが、
Photoshopの方が明らかにできる事が多いです。
ではでは!
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