ULTRON 40mm F2の収差テスト

写真家の茂手木さんと飲んでいる時に、50mmより若干広い画角があったらいいよね〜なんて話題になり、それじゃあ僕の40mmF2を貸してあげるから色々撮ってみてとお借りしてきた40mmレンズ。

Nikonには今まで40mmという画角は無かったのでとても新鮮です。

ただ茂手木さんによると、F2の開放でのフォーカシングはめちゃくちゃシビアであり、また、高周波の再現力に癖があるとの事。

あ、高周波ってポートレートで言うところの肌の部分と思ってください。^^

デイライトで試してみたけど、さすがにこの画角は良いですね。

50mmで撮る感覚で撮って、若干余裕のある写真が撮れる感じです。(説明が難しい・・^^;)

で気になる収差ですが、収差を試すには星空写真を撮るのが一番なんです。

でもあいにく埼玉南部では星はほとんど見えません。

北埼玉まで行けば、それなりの星は見えるんですが、土日も仕事している手前遠出は出来ず・・

むむーん!ならば夜景を撮ろうと思い、自宅から15キロほどのところにある荒川のさきたま大橋まで行ってみましょ!!

車だとさきたま大橋で写真は撮れないし、愛機スーパーカブはオイル交換でオイルを抜いている途中なので使えないです。ここはやっぱりアレでしょ!　そう折りたたみ自転車のストライダ発進!!

途中の理化学研究所にあるビオトープで一休み。

しつつ、パチり(笑)

強い光が直接レンズにあたると発生するフレアが目立つかな?

ただめちゃくちゃシャープに遠くの景色もしっかり解像していますね。

すんばらしい!!

荒川のさきたま大橋に到着。

すでに0時を回っていたので、大型トラックもそれほど走っていません。

大型トラックが走ると、この橋は振動するので、夜景撮影は気をつけましょう!

良い目標になる下水処理施設をパチり。やはりフレアが発生しています。

ものすごく小さいフレアから大きなフレアまでいっぱい発生しています。

でもシャープ感がその穴を埋めている感じです。

月を入れてみたけど、月がやや楕円に見えますね。

ISO100でシャッター速度は15秒です。露出はF5まで絞りました。

ここまで絞るとサジタルコマ収差も出てきません。

このレンズは夜景の場合、ある程度絞った方が良さそうです。

荒川と戸田側の夜景。遠くに見える鉄塔の航空ランプはしっかりと点として解像されています。

すごいもんです。^^

高圧線と月。

月の光でフレアが出ていますね。

フレアはあえて消さないでUPしました。

私にとっては許容範囲です。

一通り試験用の写真を撮ったのでこの日は撤退しました。

荒川にあまり長くいると、臭いにおいがとれなくなるんで・・・^^;

ストライダで初めての30キロ走破。自宅に着く頃には尻の感覚はもはやありませんでした。^^;

やはりストライダは最長でも15キロくらいにしておきたいものです。

ではでは!

コメント 3

この時期の川はコケ臭さがありますよね～。
ママチャリに慣れたケツにはスポーツタイプのチャリのサドルは
拷問ですよね^^
by ころくま (2014-07-15 16:53) 

ストライダが大活躍ですね
それにしても３０㌔走行とはオミソレシマシタ～

レンズ４０ミリと５０ミリのことは私にはよくわかりませんが
夜景がとっても綺麗です～
by 花好き人 (2014-07-15 22:30) 

ころくまさん>
始めはなんとも無いサドルですが、乗っているうちに鉄のような固さに感じてしまうから不思議です。^^;
尻で乗るのではなくて骨で乗るんだよ!ってよくスポーツ自転車に乗っている人たちに言われますが、骨の表面は尻が覆ってますからね、、^^;
無理ですよね。

花好き人さん>
50mmレンズを使い続けていると、若干息苦しさを感じる時がありますよね。
そんな時に40mmが丁度良いんです。^^
30mmだと今度は広角すぎちゃって自然な感じでは無くなってくるんです。^^;
by ジョルノ飛曹長 (2014-07-30 07:54)